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旅ゆけば〜

旅ゆけば〜

♪旅ゆけば〜駿河の里に〜茶の香り〜

それぞれの旅を少々。

国宝犬山城

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 ワンコインツアーは後述するとして、本日愛知県犬山市へ出張。ついでに犬山城へ登城。なんて書くと何だか殿様に呼ばれたみたいでかっこいいなあ。まあ、ただの観光なんですけど。初めて天守閣へのぼる。

 城の概要は公式ページでご覧を。僕が気になったのは急な階段であること、おととしまで個人所有であったことの二つ。固定資産欄に「所有物:城郭(国宝犬山城)」とでも書かれていたのであろうか。2年前に財団法人化したそうな。

 急な階段は手すりがないとのぼれない。這ってのぼる感じだ。店米山武の階段も急だけどここまででない。そりゃ当時にバリアフリーなんて発想はなかっただろうし、平均寿命は50歳以下だから、こういう階段でも問題なかったのだろう。

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 それにしても最上階の望楼から見る景色は絶景だった。殿様はここでお膳を広げて一杯くいっとやっていたのだろうか。単眼鏡で城下を眺めていたのだろうか。どんな使い方をしていたのだろう。

KENJI

ワンコインツアー

 友人と走行距離350kmの日帰り旅行を敢行した。北上山地の峠3つ越え、岩手岩泉方面へ行き、北上盆地を南下して一関へ。タイトルがなぜワンコインかというと、終わって財布を見たら500円玉が3つあったからで、特段の意味はないけどそう名付けた。
(1)秘境駅・岩泉線押角駅をめざす
(2)自称・旅行好き、別名鉄子
(3)鉄子、拾われる
(4)内田さん、待ってます
(5)釜津田秋まつりで棒角力大会に挑戦?!
(6)AKIさん母の店、喫茶ぶるっくへ行く
 これでも書ききれない。
 写真を整理して、後日アップします。

KENJI

目的を運ぶ

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 来年3月廃止予定の唐桑航路に乗った。内湾から鶴が浦と大島の間、通称大島瀬戸を抜け、養殖いかだの合間をぬって、小さな港を経由する35分の航路。乗客は僕を含めて往路二人、復路一人。小鯖(こさば)港まで530円。これじゃ燃料代にもならない。最後尾のデッキから遠ざかる安波山を見て、昔は高校生やおんちゃんおばちゃんが乗っていたんだろうな~と想像した。そう思ったら何だか背中にざわめきを感じたが、振り向いても誰もいなくて涙が出た。

 でもなに、この涙。ほとんど乗っていないので「ありがとう」でもなく、残念でもなく、従業員がかわいそうという気持ちでもない。それとも昨日の結婚式の余韻か。精神が不安定になってんのかな。なんてふけっているうちに、乗り物は人を運ぶだけでなく、目的も運んでいることに気づいた。この船で買い物へ出かけたおばちゃんはいい買い物ができただろうか。高校生は卒業したんだろうか。そりゃいい買い物も卒業もできただろうけどね。そういう人の様々な目的を乗せていたものがなくなる寂しさが涙になったのだと思う。

KENJI

ミッドナイト・マンハッタン

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 ニューヨーク経由でプエルトリコへ出張するブルムン店長と合流した。幼なじみの同級生とマンハッタンで快飲できるなんて嬉しくて、到着したてなのにあちこち振り回してしまった。もっとも夕方着いたので名所めぐりでなく、はしご酒ツアーを敢行した。

 というわけで、マンダリンオリエンタルホテルのバーで一杯ひっかけた後、みそラーメンをすする。日本人クラブでブルムン店長と「おいらの船は300とん」を放歌し、韓国料理店でソーロンタンを平らげてお開き。時計は4時をまわっていた。

 時差ボケできつかっただろうに、ニューヨークくんだりまで来て日本と変わらない行動に付き合わせてしまう。ところでブルムン店長は女性である。なのに女性にもてる。女性相手の商売をしているからなのか、もともとの素質なのか、開けっぴろげな性格が人を惹きつけるようだ。ホステスから「姐さん」と呼ばれ、一緒に行った仕事仲間のジェフまで姐さんと呼んでいた。

 ブルムン店長、恐るべし。

 気仙沼だろうがニューヨークだろうが、人を惹きつける磁力は万国共通のようだ。

KENJI

猛禽類を追う

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  ニューヨークから西へ約250キロ、ホーク・マウンテン・サンクチュアリへ。この保護区はウィリーさんの窯からほど近く、秋になると南下する白頭鷲イヌワシなど数十種類の猛禽類が観察できるスポットだ。三脚を新調し、seikoさんから望遠レンズを、ウィリーさんから双眼鏡を拝借した。飯を炊き、梅干おにぎりと水筒を持って食料も機材も準備万端。山道を30分歩いてビューポイントに着いた。

 ビューポイントでは観察員が「シャープシャインホーク、ワーン、トゥー」と数えている。それに合わせてウォッチャーも双眼鏡を向ける。とても心強い。僕もその声に合わせて右に左にレンズを向けていた。観察員に聞いたら、高気圧の日に多く観察できるという。今日は見晴らしもよく、風もある。「君はラッキーだ」との言葉に胸が踊る。

 案の定、様々な猛禽類が飛んでいた。双眼鏡だと見えるが、300ミリの望遠でも豆粒にしか写らない。目前を飛んでくれたらいいのにと思うがそうもいかない。しかも逆光で影絵みたくなってしまう。ムダ打ちをやめ、近くのだけ撮ることにして、おにぎりをほお張っていたら背後から飛んできた。観察員も不意打ちを食らったようだ。頭上を越えたとき、不覚にも左手におにぎり、右手に水筒を持っていた。白頭鷲だとの説明にウォッチャーから「フゥー」と歓声が沸いていた。白頭鷲はアメリカの国鳥で1ドル札にも描かれ、年に200頭観察できるかどうかの絶滅危惧種だ。決定的瞬間を逃してしまう。

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 これはアシボソハイタカ(Sharp-shined Hawk)。

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 これは確かミサゴ(Osprey)だったか、クーパーハイタカ(Cooper’s Hawk)。

 翼の形状や脚の色、飛び方などいろいろあって面白い。

KENJI

フンパツッ!

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 今、成田空港です。今回はマイレージでアップグレードして行っちゃいます。

 と書いたところで搭乗案内が。あー、もっとゆっくりしたかった!

 それでは、久々の北米レポートをまたアップします。

KENJI

ぎ装

Sanmasen1  湾内のあちこちでサンマ漁船がぎ装作業していた。ぎ装といっても「偽装」ではなく「艤装」と書くらしく、変換したらちゃんと出てきた。これから最漁期を迎えるサンマ漁の準備で、集魚灯を取り替えたり、甲板を水洗いしたり、エンジンがグァングァンと稼働していた。この船は北海道船籍で「北かじなんとか」と書いてあったので、サンマ漁の前はカジキ漁もしていたのだろう。

 サンマ漁は、光に集まるサンマの習性を利用した棒受網漁が主流だ。右舷を点け、サンマを集める。その反対側に網を張る。そして、ランプを消し、左舷のランプを点けて、まさに一網打尽にする。尋ねたら電球は1個750ワット、ひとつのポールに25~30個ついている。船縁中央には緑のハロゲンランプ5キロワット。そこだけが明るく、エレクトリカルパレードみたいだ。

Sanmasen2  ふ~ん、サンマ君は船底を行ったりきたりするのかと、光の下に立ってみる。まぶしいし、熱い。

 コンビニのレジ前にある保温器に入れられた気分になる。

KENJI

ウミネコとかもめ食堂

Umineko

 むかし、内湾のウミネコは決して人に近寄ろうとしなかったが最近は違う。向こうから積極的にアプローチしてくるようになった。かっぱえびせんを持っていると、どこから来るのだろう、ものの1分もしないうちに20羽近く寄ってきた。でも、ここまで近づかれるといろは坂の猿みたいに襲われるのではないか不安になる。餌付けも良し悪しだなあと思いながら2時間観察してみた。

(1)足元に置いたら来なかった。人間との距離は1メートルが限界っぽい。

Umineko2(2)ホバリングして手からキャッチできるのは10羽のうち1羽だけだった。それが写真のウミネコ。直径60mの円弧を時計回りに描きながら、15秒おきにキャッチする。チャレンジするが途中で諦めるのが1羽、その他は海に落ちたものを競い合って拾う。

(3)とろいのが1羽。目の前に放っても必ず奪われてしまう。癇癪を起こしたのか、くちばしで仲間の羽根を引っ張っていた。

(4)何もないと分かると約3分で退散した。逆にあると分かると仲間に知らせるように啼き出し、約1分で20羽が集まった。プラザホテル、五十鈴神社のあたりからも飛んできた。

(5)雄と雌なのか、ボスと子分なのか、群れの中でも避けるように等距離を保っている。力関係があるとみた。

Kamome

 ところで、エースポート前のかもめ食堂が先週閉店した。煮干しだしのしょうゆラーメン食べたさに何度通っただろう。同じ場所で3代70年。引き継いで切り盛りし続けてきたおばちゃん、どうもありがとうございました。

KENJI

大川を歩く その8

Ohsawara  舘山取水場の先は大川と松川川の合流地点で、むかし、といっても中世までこの辺が河口だったという。2月下旬の日曜日、松川から八瀬に向かって歩いていたら船団の汽笛が聞こえた。直線で5キロはあるだろうに、目の前を通り過ぎているみたいに明瞭だ。山あいなのに汽笛。鶴が浦を歩いたときもそうだった。

 それはともかく、写真は平八幡神社の大サワラ。樹齢どのくらいなのだろう。大人3人が手をつないでやっと回る幹。床屋の看板みたいによじれる樹皮。深い皺。見上げると迫力がある。神社の脇をバイパスが走り、鎮守の森の3分の1が削り取られてのり面になっていた。文明と自然の境界線というか、この大サワラが防波堤になっているような気がする。

 「大川を歩く」はこのへんでいったん締めます。中流、上流にもおもしろスポットがあってクレー射撃場、新月渓谷、前木不動尊と菅江真澄、室根山と熊野信仰…、想像しただけでもワクワクして、こんど帰省したら必ず歩こうと思います。

KENJI

大川を歩く その7

Tateyama 本町橋からさらに1キロ上流へ行くと取水場がある。ここでくみ上げた水はいったん山にあげて浄水される。浄水場は市内に7ヶ所あって、ここから気仙沼、松岩、階上、大島地区に配水されているというから気仙沼最大の水がめである。もしここに林真須美がカレーをぶちまけたら大惨事だ、なんて考えながらせせらぎの音を聞く。

 それにしても帰省していつも思う。水がおいしい。むかし、三陸新報の連載で、上流にある新月渓谷のなんとか岩には浄化作用があるというのを読んだ覚えがある。自然の浄化を経て浄水されるのだからひときわおいしい。蛇口の水をガブ飲みできるなんて幸せだ。家庭用浄水器をつけたり、ミネラルウォーターを飲んだりする必要もない。飲料水どころか、洗濯水も風呂水もウォシュレットもすべておいしい水だもの。

 下世話だが、2リットル147円のペットボトルに換算したらいくらになるか計算してみた。1ヶ月一人あたりの水道使用量は3.61立方メートル、リットル換算で3610リットル。ペットボトルにすると1805本×147円=26万5335円。ぜいたくだ。

KENJI

Mizugame気仙沼の水がめ。水源地が市街地の目と鼻の先なんてそうそうない。