4.本館1階 店舗

この建物がどれだけ変型しているかよく分かる場所をご紹介します。まず天井を、そして道路側の軒裏をご覧ください。斜めに組まれているでしょう?同じように、変型した土地に目一杯つくった建物が内湾地区には数多くありました。 

ちょっと建物の話からそれますね。お店にある掛時計は明治33年からずっと動き続けています。大正、昭和の大火で真っ先に持ち出したのは時計だったそうで、昭和4年の大火では、当時9歳だった三代目が背負って逃げたそうです。その時持ち出せたのは仏壇とこの掛時計だけ。震災では波にのまれましたが、運良く床に横たわっていたのを拾い出すことができました。この掛時計は、3度の災害をくぐり抜け、いまも時を刻み続けています。 

 

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